チェコ共和国のSF映画祭へ出品する映画MASK TRIPの編集を終え、
SUBMITした後、
20日にロンドンに到着するフライトにのるべく、オフィスを出発。
教会通りを歩くと、もうすぐ来日するローマ法王のことが
貼ってあった。
うれしいことだ。
わたしは、カトリックハイスクール出身でもあるし、法王の来日はうれしいのだ。
ところで、伝承学をすこし学んで居た私は、興味深い伝説をきいたことがある。
日本でも有名な達磨、この達磨大使という人は、インド、中国を通じて、
日本に伝わった聖人だが、この人こそ、イエスキリストの弟子であった、
トマスらしい。
THOMAS → TOM → トマ → 達磨 → ダルマ、というように、
イスラエルから日本につたわる迄に、多少、名称の変化があったようだが、
ちゃんと伝わっている。
THOMAS(トマス)は、イエスの12使徒の1人で、ややうたがい深いことで
知られている。
イエスがよみがえった時、その傷にふれてみないと信じられない、と言ったという。
しかし、復活したイエスに出会い、のちに、インドまで宣教の旅をしたと言われる。
こんにち、いろいろな考古学的発掘から、その伝説は本当であると
わかってきているようだ。
そのインドから、日本までも、達磨、として伝わっている。
グローバルだ。
たしかに、達磨は、ヘブライの民の雰囲気がある。
ロンドンへのフライトは香港から出る。
よく利用するのは、キャセイパシフィック航空。
香港便にのるまえに、エアポートで、月見やまかけ蕎麦。
香港は、東洋と西洋がうまい具合にミックスされていて、
かぜとおしのよい所。
現在、中国メインランド当局ともめているが、ここのフリーダムは
ずっと続いてほしいと願う。
香港エアポートはクリスマスモードがはじまっていた。
去年のクリスマスは、ひとり、香港のクリスマス夜景をたのしんでいた。
まだ、発見の途中かもしれない。
今回、香港エアポートで食べた、
ジンジャーとスカリオン(ねぎと、ショウガ)の醤油焼きそば、は
なかなかよかった。
PAUL DELON REPORT
ポール・ドロン
レポート
2019年11月19日(火曜)
(c)2019 Paul Delon
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