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Yoshimax Jownmakc in ROMA


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Taka Kura Omega World 第二章 ART BOX CONFUSION iii
@シネマハウス大塚
2020
上映!!!



 
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 イングランドにおけるキリスト教カルチャーを探求する
  


                                                   東 義真



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   -前文-


 私は、ここに、本論文において英国におけるキリスト教文化と、その社会的存在感を実地へ何度も足を運ぶ中で考察したり、フィールドワークとしてのリサーチや現地コミュニケーションを成した中から、その不可分な信仰と宗教観を歴史的に見ることを、日本におけるキリスト教文化との違いに気付くべく取り上げるものである。




   -その名のとおり、キリスト教国である英国-


 私は、イングランドを七度訪問している。いつも、よい空気が流れていると感じている。イングランドは言わずと知れたUK(連合王国)の中の1つの国(地域)である。日本では『イギリス』や『英国』という呼び名が一般化しているが、それが示している地域には、ずれが生じている。(このことは、ここでは言及しない)

 *例をあげるなら、『イギリス』というポルトガル語から来る日本語の単語は、北部スコットランド側をも含んでいて、『イングランド』=『イギリス』ではない。


 わたしが旅したのは、つまり正確に言えば、イングランドのみ7回である。その殆どは、ロンドンのみに集中している。だが、しかしロンドンという街は、現在ほぼ全てクリスチャニティのレガシーの土台のうえに出来上がっている都市である。

 ほかは、グラストンベリーとレイクディストリクト、そしてルートンを訪れた。これらの町もクリスチャニティのレガシーを持つ。ロンドンをはじめ、これらの町でキリスト教会も訪れた。(日曜礼拝も含む)



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(上の写真: イングランドに在るスコットランド系の教会。高齢になられた信者が自宅を提供した)


 複数の教派の教会に行ったが、どこもあたたかい。

(右写真:上記スコットランド系教会の中にて交流を楽しむ。)


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 雰囲気がよかった。楽しく迎え入れてくれる。これはキリスト教国として霊的な被いがイングランドをつつんでいるからだと感じた。その霊性は日本ではあまり感じられないものだ。(この、私が感じる感覚をみなが感じるのかどうかは分からないが) ふと、感じる、・・・私たちは、心の中の何かの部分が、曲っているのかもしれない。人間は、本来性に対して、強固に自我を推し進めるという性質で、罪を犯している。しかし、それを教えてくれる存在を社会から遠ざけている、という日本のマス社会がある。

 日本の禁教の悲しい歴史が、自然な形で日本にキリスト教が浸透することを長い間妨げた。クリスマスシーズンのイングランドは、ほんとうの意味で自然なかたちで街と人がすべてにおいて主の降誕をセレブレーションしている時、と感じることができる。霊的に包み込まれる。日本ももっともっと、そうなって欲しい。

 本来性を保つ道として、神(創造主)が与えた10の教えがある。そこを中心に据えないと、そこを求心力にしないと、人間社会は、「自分だけならいい」と勘違いして崩れてしまうというのは、おそらく聖書が伝え続けられる意味であり、警告だろう。たぶん、そこに日本社会の人間の危うさがある。(箴言はまず、主なる神を畏れることを言っている) でなければ罪や、壊れている心が明確にならない。



 イギリスのキリスト教、といえば、日本国内でもメジャーな教派としては、イングランドの英国国教会がある。(英語では、アングリカン・チャーチ、又はアングリカン・コミュニオン、日本では聖公会と一般的に呼ばれている。これは、イングランド系であり、スコットランド系ではない。英国国教会は、聖職者の結婚が禁じられていない事以外は、非常にカトリックに近い。ゆえに、聖体拝領にも相互関係があるらしい。カトリックの人も英国国教会での聖体拝領が出来る。)

 現在のイギリス(UK-United Kingdom、グレートブリテン及び北部アイルランド連合王国)は、移民国家・多民族国家であるので、宗教的には多岐に分布する。キリスト教(英国国教会・カトリック・プロテスタント諸派)、イスラム教、ヒンズー教、仏教、イラン系バハイ教、ジャマイカバプティスト系ラスタファリアン、ユダヤ教・・・といった分布だ。

 とはいえ、国民の、ほぼ6割がキリスト教系であり、間違いなくキリスト教国と言える。


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(上写真:クリスマスシーズンの、ロンドン・パディントン駅。ほんもののクリスマスにつつまれる。)

 イギリスには何度も旅し、数ヶ月滞在もしているが、キリスト教国には、なにか、霊的な『ゆるし』のようなもの、・・・そういう感覚をわたしは感じる。(不思議とわたしは、落ち着く。)

 罪や壊れているものが明確になり、人間ではどうすることもできず、神の『ゆるし』を受ける、という霊的な何かが、キリスト教国をおおうのだと、芸術家である私はもしかしたら、かってに感じている。




   ― 2000年の歴史を持つ英国におけるイエス・キリストの存在 ―


 グレートブリテン島(現・イングランド+スコットランド)におけるキリスト教史は、歴史を紐解くと、イエスの復活後すぐにスタートしている。

 新約聖書に登場するユダヤ系議員であった、アリマタヤ・ヨセフは(もともとイエス・キリストの信者だったが、サンヘドリン勢力の前では声を大きくすることが出来ず、)磔刑後のイエスを引き取り布(のちの聖骸布)に包み、もともと自分用の墓として作っていた墓所に主イエスの身体を葬った。

 そのアリマタヤのヨセフは、イエスの復活後、ブリテン島へ渡った、とされている。紀元1世紀の出来事だ。そのときに、イエスの血を受けた聖杯(英語ではチャリス)をブリテン島に持ち込んだと云われている。

 イギリスでは、この物語を受けて、おおくの文芸、芸術作品、映画、詩などがのちに、現在に至るまで生まれ続けている。芸術の源泉の1つである。(メジャー系エンターテインメント映画の世界でも、英国系アメリカ人映画プロデューサーである、ジョージ・ルーカス氏が『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』でアリマタヤ・ヨセフのチャリスをテーマに創作していることはよく知られる。)


 アリマタヤのヨセフは、ブリテン島・アヴァロン(現在のグラストンベリー)にヨーロッパ、そしてブリテン島・英国最初のキリスト教会を建てたとされる。2000年前である。英国キリスト教の歴史は2000年の歴史を持つ、という言い方も出来る。

 ここまで時代が古くなると、事実と伝説が入り混じったり、複数の伝説に矛盾も生じているが、基本的には、アリマタヤのヨセフは、チャリスと呼ばれる、キリストの聖杯をアヴァロン(英国)に持ってきたことは、ヨーロッパ世界およびアメリカでは常識である。

 そしてチャリスはアヴァロンの水源に沈められた。私は、そこを旅した。ある種の巡礼である。

 (下写真:チャリスの水源から湧き出る池にて。)

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 グラストンベリー(古代地名:アヴァロン)には、現在もチャリス・ウェル(聖杯井戸)があり、そこは、鉄分の多い水が2000年も流れ出ているイギリスの聖地となっている。 ・・・鉄分の多さと、イエスの血を受けた聖杯とが、つながりを示しているという話がある。


 チャリスは、ロンギヌスの槍で突かれたイエスの血をうけた杯と同一である、という説と、別のものである、という説があるが、それはイエスがゆるされた(われわれをゆるされた)シンボルである。イエスがゆるしたから、われわれも、他をゆるせるようになる。


 イギリスが『ゆるし』がある国、と感じるのは、こうした伝統に由来していると私は感覚的に受け取っている。

 こうした伝承により、英国が大きく神の祝福を受けている国であると、自称した時代がある。

 Colin Joyceは、『驚きの英国史』(NHK出版2012pp.86-88)で、少年時代のイエス・キリストがアリマタヤ・ヨセフとブリテン島を訪れ、それによってブリテン島(英国)は神に特別な祝福を受けたため、特別な国になった、と語られた時代があった、と言う。

(少年時代にイエスが英国をアリマタヤ・ヨセフと訪れたという記述は聖書そのものには全くないが、ヨーロッパ・キリスト教史では伝承としてあるようだ。英国はもはや2000年間にわたり主イエス・キリストと歩みを共にしていることになる。)




   -英国国民的芸術家とキリスト教-


 英国の国民的芸術家・詩人William Blake(ウィリアム・ブレーク)は、詩『JERUSALEM』 (「エルサレム」)に、これを描く。イギリス国民的詩となる。(以下)


And did those feet in ancient time     古代の足あとか。
Walk upon England's mountains green?
  英国の山々、その緑の上を歩いたのだろうか?
And was the holy Lamb of God
      そして、その、神の聖なる小羊は、
On England's pleasant pastures seen?
   英国のすばらしい牧場におられたのだろうか?

And did the Countenance Divine     神の子は光り輝き、厚い雲に覆われた牧場の
Shine forth upon our clouded hills?
    丘を照らしたのだろうか?
And was Jerusalem builded here
      暗い悪魔的製粉所群の只中に、
Among these dark Satanic mills?
      エルサレムは建てられたというのか?

Bring me my bow of burning gold:      燃える金の弓を持ってきてくれ。
Bring me my arrows of desire:
        欲望の矢を持ってきてくれ。
Bring me my spear: O clouds unfold!
     槍を持ってきてくれ。 雲が開く!
Bring me my chariot of fire.
          火の戦車を持ってきてくれ。

I will not cease from mental fight,        心の中の戦いは続く。
Nor shall my sword sleep in my hand
       私の剣は眠らない、
Till we have built Jerusalem
            エルサレムを建てるまでは。
In England's green and pleasant land.
        この英国の緑豊かな土地の中に。

以上

(ほぼ日本人にはクリスチャンにさえあまり知られていないがアリマタヤのヨセフの後日譚は聖書そのものにはないとしても、ヨーロッパでは一般化している)

・・・少年の日イエスとアリマタヤ・ヨセフがブリテン(英国)を旅していたとすれば、イエスの復活の後、アリマタヤ・ヨセフがブリテンへと渡った出来事がよりうなづける。


 また、国民的ポエムである、この上記の詩をみるとあきらかなのは、イギリスという国が、イエス・キリストの恵みによってたてられる国である、ということが、その国民意識としても明白な願いであるという、・・・ある意味、日本でのキリスト教の受容とまったくちがっていることであり、その事実がイギリスを確固たるものに建てあげていることが私には感じられる。


(聖書によれば、)

神の国を待望していたアリマタヤ・ヨセフは、サンヘドリンのイエス非難決議に同意しなかった。

(ルカによる福音書 23:50-51)


 福音書のあとのヨセフの行動を記した書は、4世紀記述、そしてしばらく時を経た11世紀ごろに成立している。

これらは、聖書本文でないとしても、イギリスにおけるキリスト教の歴史のレガシーである。日本にこうしたレガシーがあまり無いのは私は寂しいと思う。

レガシー、伝承の中では、アリマタヤ出身のヨセフは、イエス復活後、イエスの血を受けた聖杯を持ち、ブリテン島へ移住した、とされる。

ブリテン島は、AVALON(現在のグラストンベリー)へと移住。

そこで英国最初のキリスト教会を建てた、とされる。この英国最初のキリスト教会遺跡は現存する。

(これはイギリスのローマに対するライバル意識から出来た伝説、という人もいるようだ)


 聖杯はどうなったのか。これは、今もヨーロッパのミステリーだが、英国キリスト教の伝承によれば、

アリマタヤ・ヨセフ(Joseph of Arimathea)は、磔刑のときに、イエス・キリストの血を受けた聖杯をブリテンにもたらし、現在、CHALICE WELL(聖杯井戸)と呼ばれる場所(英国グラストンベリー)に、沈めた、とされている。この出来事をテーマにした様々な文化、創作、芸術作品がイギリス、ヨーロッパ、果ては米国まで存在する。また、現代でも創られ続けて居る。こうしたカルチャーの存在は私個人的には羨ましい。英国におけるキリスト教は、つまり2000年の歴史を持つことになる。


 アヴァロンはゆえに1つの聖地として語り継がれることになる。

 アヴァロン(現・グラストンベリー)は二千年前にキリストの復活と密接な、伝説の土地となった。





   - 最初の英国キリスト教王とされるアーサー -


 そして、500年後、ウーサー・ペンドラゴンの子、アーサーが英国最初のキリスト教王となる。

 英国のアーサー王の物語は、いくつかのバージョンがあるのだが、国の成り立ちと結びつく伝説とまで成っている。


 アーサー王

 5世紀~6世紀の、ブリテンのモナークであるその墓所は、Glastonbury、当時はアヴァロンと呼ばれる土地だった。アーサーが眠るとされているのは、Glastonbury Abbey(グラストンベリー修道院)だという。伝承『THE KNIGHT STORIESによれば、アーサー王は500AD

ケルト系ブリテン人を率いてサクソンの侵攻を撃退した。アーサー王は、超自然的エネミー侵略者から、ブリタニアを守る戦士の長として捉えられた

 彼はアヴァロンにて地上生涯の最後を迎えた。そこは戦で致命傷を負ったアーサーが癒しを求めて渡り最期を迎えた場所だ。AVALONアヴァロン・グラストンベリーは、ブリテンにある。

そしてイエス・キリストがアリマタヤ・ヨセフとにブリテンを訪れた際の訪問地。(伝承)

そこがイギリス最初のキリスト教会となったと語られる。アヴァロンの場所は、実は正確に分からないが、今日、ほぼグラストンベリーではないかと特定されて考えられる。伝説的アヴァロンは林檎で名高い楽園。ケルトランゲージで林檎を意味する、ABAL(英語のAPPLEに由来。キング・アーサーの墓所

 アーサーはサクソンを撃退し、ブリテンフランスにまたがる王国を建設した、とされる。

 アーサーの父ペンドラゴン、従者マーリン・ザ・ソーサラー、グィネビア妃といった、キング・アーサーに関係する人物も有名。また、エクスカリバー(Excaliburアーサーが持っていたとされる剣。魔法の力があるという。ブリテンの正当なが持つとされた。アーサーは石に刺さったエクスカリバーを引きぬいて王になる。石に刺さった剣を引きぬくことは「本当の王」の証・・・すなわち神により王に任命された者にしか出来ない行為とした


 アーサーの出生

 ユーサー・ペンドラゴン(アーサーの父)は、敵対国コーンウォール王ゴルロイスの妃イグレーヌに恋をし、イグレーヌを奪うためコーンウォールに攻め入った。魔法使いであり、従者・マーリン・ザ・ソーサラーの力を借りてゴルロイスに変化(へんげ)、・・・ゴルロイスに姿を変えたペンドラゴンとイグレーヌは肉体関係を持つ。彼らは結婚。子が出来るが、その子は魔法使いマーリンに預けられた。この子がアーサー。アーサーの生誕の地TINTAGEL CASTLE.


 キャメロットCamelotとは、キングアーサーの建設した王国の首都。幻の都。キャメロット城があった。そこから多くの戦いに出陣したという。正確な位置は失われ分かっていない。

 モードレッド(Mordredアーサーの甥または息子と言われる。アーサー王に対して謀反を起こし、アーサー王に致命傷を負わせるが戦死。アーサー王は槍でモードレッドを討つが、自身も深手を負う。死を悟ったアーサー王は部下の騎士に、エクスカリバーを湖に投げ捨てるよう命じた。王は傷を癒すためにキリストの聖杯井戸があるAVALONに向かったという。アーサーは今も生きているという説もある。


*アリマタヤ・ヨセフが、キリストの磔刑のさいのイエスの血を聖杯で受けたとという伝承もある。

アリマタヤ・ヨセフは、その聖杯とともにブリテンAVALON(当時は海抜が低く、島だったという説もある)に渡ったという伝説もある。

墓所は、現在のグラストンベリー修道院とされているが、グラストンベリーTOR(塔)が墓所とする説もある。

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 実際グラストンベリーへ、いきました。グラストンベリーは、ロンドンのパディントン駅から、ブリストルテンプルミードへ向かい、そこから、バスでいく。(ロンドンからは4時間程かかる) 初代キリスト教王・アーサー王の、地上での、さいごの地。マストゴーと言ってもよい。


英国キリスト教の始まり アーサー王 そのTOR建造物(墓地とされる)訪問時のVR

(以下LINK

https://www.youtube.com/watch?v=APmw978e0V4



アーサーに連れ立つ相談役は魔法使いマーリン。マーリンの存在など、英国神話と英国キリスト教の合体がある。英国の歴史とキリスト教は、がっちりと結びついている。アーサーは、すでに英国聖地として名高かったアヴァロンにて死去。

アーサーとマーリンの物語は、聖書におけるダビデとナタンの関係に呼応するだろう。アーサー王の物語はいくつかのバージョンがある。





   -英国キリスト教文学・芸術の礎-


 17世紀、英国ジェームズ王は、命を出し、聖書英語版キング・ジェームズ・バージョンを刊行。英国・ヨーロッパにおけるキリスト教の、全ての人々は神の子であるとする、魂の分け隔てのない信仰が育つ起源ともなる。英国は、第二次大戦における民主主義の要となったが、それには、英国の在り方とも関係しているといえるだろう。

 英国において、様々なキリスト教があるが、最大としては英国国教会アングリカン・コミュニオンである。宗教的な指針はウエストミンスター司教にある。王は、アングリカン・コミュニオンの重要人物であるが、王権神授説、王の権威は聖書が教える神によって与えられたものである、とされ、王はけっして神ではない。王はあくまでも神の下にいる人間、それも、聖書の神、イエス・キリストのもとに、である。これは王を立てるうえで、また民主主義で重要なことである。アドルフ・ヒトラーは自らをイエス・キリストの上の存在とした。ヒトラーは(いつわりの)神となった戦時中の日本天皇と同じである。 英国の王は、あくまでも、神の下の人間である。そして、それは、イエスの教えに準拠することをスタンダードとしているという国民との契約がある。

 大学院のころ、メルビルの小説、大長編『白鯨』について研究していたことがあった。主人公の名は、イシュマエル。旧約聖書に登場する、世界すべての国民の父、アブラハムの第一子だが、妻の召使の子であるイシュマエルの名と同じで、この名がつけられたのは、意図的であることは明白だ。白鯨では、イシュマエルも、聖書のイシュマエルとおなじく、帰る先のない若者だ。しかし、かれは、その冒険をのりこえて、創造主、天使の祝福がつねに伴って、生き残る。彼の冒険を示唆するように、この名がつけられている。メルビルが聖書のイシュマエルの事柄にかんして、おおきな興味をもっていたことと、神への信仰の、メルビル自身のおもいが入ったネーミングといえるだろう。同時に、ピークオッド號というクジラ捕獲船舶のキャプテンが、アハブ、(エイハブ)であることも、興味ぶかい。これも、キャプテンの何か心にある思いと、どこか歪んだ自我を名があらわすというように見える。つまりのこの2者のネーミングから、ストーリーを予測することも、密かに可能なようになっているのかもしれない。聖書のキャラクターの在り方と、その名の登場人物の性質や出自が呼応した、・・・その意味でクラシック英米文学、と言える。

 英国を始まりとする英米のキリスト教カルチャーにおける創造を深く見ると非常に面白い。




   -結論-


 私は、このような考察の中で、何を実際に感じたか、それは、ひとりのキリスト教徒として純粋に英国文化の中に不可分であるものとして、大いなるものとしてキリスト教、聖書、イエス・キリストが土台になっていることへの羨望だった。ヨーロッパは、イギリスも含めて、アメリカ合衆国よりも社会主義的な傾向があるが、そこにキリスト教社会主義的な発想が生じ、完璧ではないとしても社会を温かく包んでいる側面も感じる。「人間」を大切にする文化は、根底に聖書・キリスト教の土台がある。そこには、キリスト教化されたローマ帝国から現在までの大いなるヨーロッパ・キリスト教の歴史があり、一足飛びで日本がそうなるというわけではないかもしれないが、日本人の進む方向性が見えてくる。






参考:

『キリスト教の誕生』(ピエール・マリー・ポート/創元社1997年)

『アーサー王物語』(フラテリ・ファブリ/小学館1978年)

『イエスの生涯』(ジェラール・ベシエール/創元社1995年)

『賀川豊彦の生涯と思想』(河島幸夫/中川書店1988年)

エクスカリバー聖剣伝説 Merlin / サムニール主演2000年)

『インディ・ジョーンズ最後の聖戦』(Indiana Jones and the Last Crusade / Gルーカス製作1989年)





The Truth Will Set You Free.

忘れるな

『蔵鷹の超冒険』は、2008年のクリエーションで、
映画シリーズ「MASK TRIP」のコアとなるパートだ。

Yoshimasa Higashi (Yoshi Higashi) 名義で監督した作品でもある。

これは、1980年代の、冒険映画ブームへのオマージュである。
1980年代は、とにかく冒険映画が超ブームだった!
「インディ・ジョーンズ」
「レイダース」
「アジアの鷹」シリーズ
「プロジェクト・イーグル」
「スパルタンX」
「孔雀王 starred by Hiroshi Mikami」
「ジョジョの奇妙な冒険」アニメーション
「のび太のDORABIANナイト」
「DRAGON BALL」
「グーニーズ」・・・etc

そうした80年代への思いをつめたアドベンチャー巨編!
それが『蔵鷹の超冒険』である。

Taka Kura’s Hyper Journey

アジア発のアドベンチャーFILMとしての展開もした。

南アジアで、人気を博した。
2011年 しものせき映画祭にて上映。レイトティーンに大人気!
2019年 タイ王国・バンコック市・シネマオアシス 
Cinema Oasis Bangkok
 アメージング・ストーナー映画祭にても公式上映!
2020年 そして、12年の時をこえて、インド亜大陸上陸!
Goa Short Film Festival

10/24E Paschima Nagari, near City Pride Theatre,
Kothrud Pune, Maharashtra 411038
(インド・ゴアは、聖フランシスコ・ザビエルにゆかりのある土地です) 
ゴア短編映画祭2020にて、公式上映
index

 

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アジア美術家連盟
加盟している、アジア美術家連盟 ↑ でも、紹介中。

(c) FEDERATION OF ASIAN ARTISTS

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CAR FILM AWARD 2021
by Japan Auto Show 2021

敢闘作品になりました。


ARTICLE
https://www.japan-autoshow.com/car-film-award/?fbclid=IwAR2pXiQEJ2YfHSrzqJha3xpjCHlrbN_qEeY4D0vP6eY4KGx8uxIwFQrr_70



Mask Trip Avant Garde Europa Edit

Mask Trip Avant Garde Europa Edit

Taka Kura Omega World
starring Shoji Uchida
directed by Yoshimax / Jownmakc
(c)2020 Jownmakc / Yoshimax

みやざき自主映画祭2020にて公式上映!







1時間42分⑪秒目から~!



ARTRODUCTION セッション インタビュー インテルビスタ 出演 Jownmakc / Yoshimax



山田玲司のヤングサンデー主催:

☆第1回ヤンサンアカデミー賞!!・山田玲司のヤングサンデー第146回 で、

私、Jownmakc / Yoshimax監督:

TAKAKURA THE MUSICAL OPERA 放送!

40分⑱秒目から~!




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TAKAKURA THE MUSICAL OPERA
(c)2020 Jownmakc / Yoshimax
starred by Shoji Uchida



インド亜大陸、 タゴーレ映画祭にて、 実験映画賞・受賞2020

「MASK TRIP」directed by Jownmakc (Yoshimax)

* Jownmakc は、Yoshimax のキリル語(マケドニア語)表記です。

MASK TRIP

MASK TRIP (c)2013-2020 Jownmakc / Yoshimax

at TAGORE INTERNAT FILM FEST 2020

bodisava



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